どりちょすぺーにゃ

本が好きです

「OUTPUT大全」書評

お題「はてな読書会」

 

おすすめ度★★★★

 

アウトプットを、話す(プレゼン、雑談、会議)、書く(SNS、ブログ、本)など細分化してそれぞれどのようなアウトプットが望ましいのかとその科学的根拠が書いてある本です。ただ、すべて読んだかと言えば実は読んでいません。読んでいる最中に「早くアウトプットしなくては!」という気持ちに駆られて内容もそこそこにブログを書くことにしました。

 

自分が斜め読みしてビビッときたポイントは2点。

①アウトプットはインプットの2倍行うべし

②アウトプットの質は話す < 書く < 教える

 

 

 

①アウトプットはインプットの2倍行うべし

ズバリ、作者は現代人はインプット過剰だよと述べているわけです。インプットするのはいいけど、君たち本当はぜんぜん覚えていないよね、と。全くその通りでぐうの音もでないです、私は。1回覚えたことは3回アウトプットすれば、かなり忘れにくくなる。つまり、本当にインプットしたいならアウトプットをしないといけないということです。あと、インプットしても脳みその中だけしか変わらないから、ちゃんと現実も変えてかないと学びの意味がないとおっしゃっております。なるほど。

 

②アウトプットの質は話す < 書く < 教える

うーんどこかで聞いたことが確実にある。けど、そういえばそうだったなと思い出せたので作者にありがとう。自分なら人に何なら教えるだろうか。コーヒーの焙煎、藍染の染液の作り方、自閉症の人への関わり方、パソコンの基本操作、社会福祉の基礎知識とかかなあ。教える仕組みを作りたい。学ぶために教えたい。

 

覚えておきたいことはちゃんと文章に残す必要があるなと再認識。「1440分」という本にモレスキンのノートを常に持つのがおすすめと書いてあったので、実は今日買いました。それにどんどん書いていこう。最近読んだ本は、「資本論」「アウトプット大全」「異文化理解力」「ドイツ人の働き方に学べ」「ライフシフト」「起業3年目の教科書」「最高の体調」「ピクサー流創造する力」などなど。もっとあるな。全部書評書こう。

 

考えたこと

実はアウトプット自体はすごくしてるよな、とも思いました。仕事なんてほぼアウトプットなわけですし。ただ、それ以上にインプットがアウトプットされていないことに気が付いて愕然としました。本の内容をまとめて、それに対する自分の考え方を書くだけで一部分だけでも自分の知識になるのは心地よいです。あと、読む本によってはどのような情報か知識を得たいもの、現状に課題があるなどの理由で実行に移したいものの2つがあることにも気がつきました。読む前にどちらか見極めてアウトプットする前提で読むとまた違った気づきが得れるのかもしれないなと思いました。ただ、自分の中で小説や漫画はストーリーを楽しむものだからあえてアウトプットしないでおこうかな。

 

行動することまとめ

・書評を書く

・本で読んだ内容は具体的にどのように実践するかまで考え実行する

・実行した行動はフィードバックする

・アウトプットをインプットの2倍することを意識する